正しいシャンプーの仕方


(シャンプーの目的)
髪と、頭皮の汚れを落とすと共に頭皮のトラブルを防ぎ、またマッサージ効果で血行を良くし育毛促進・抜け毛を防止します。
(シャンプーは、本来前述の目的の為、毎日する事が良いと思います。その為にも、毛髪頭皮に刺激の少ない製品を選ぶ事がポイントとなります。添加物の少ない物や身体に良い物をお勧め致します。)


*シャンプー剤をつける前に、まずお湯で(ぬるま湯32度〜38度・高温は髪を傷めますよ!)汚れを十分に洗い流します。
*しっかり流せば汚れの半分以上は落ちます。
*シャンプーは直接髪に付けずに、掌にとって、ゆっくりと呼吸しながら、髪全体にそっと馴染ませす。
*髪と頭皮を指の腹で優しくマッサージしながら充分汚れを落とします。
(空気を入れ込むように充分泡立てながらやって頂くと余計な摩擦を防ぐ働きがありす。
     又、爪を立てて洗うと、頭皮に傷をつける事がありますので注意して下さい)


*すすぎを行い、汚れやストレスから髪と心を解放します。
(すすぎは充分行って下さい、流し残しは、肌の炎症を起こす原因になってしまったり抜け毛の原因にもなりますので気を付けましょう。)

*軽く水気を取り、トリートメントを掌で伸ばし、髪全体に、ゆっくりと馴染ませ、毛先まで優しく潤いを 与えましょう。
トリートメントをより内部まで浸透させる為にコーミングを行うと効果的でしょう。
*髪の感触を楽しみながらすすぎます。すすぎは、しっとり感が失われない程度が良いでしょう、髪質によってはトリートメントが残り過ぎてもスタイリングが重すぎてやりづらくなります。
 (ライトハウスで販売しているトリートメントに関しては吸着性なので流し過ぎても必要量は残ります)

*リンストとトリートメントの違い
トリートメントには髪の内部の失われたタンパク質成分を補ったり外部には保湿成分を補って、髪にハリ・コシ・ツヤのある健康毛の状態に修復治療します。
リンスは髪の表面に付着してクシ通りを良くしたり静電気を防ぎます。どちらもシャンプー後に浸透させて流すだけの行程です。

   


シャンプー補足

1 ブラッシング
髪のからまりは濡らすと取れにくいので、乾いているうちにブラシで梳かしておきます。髪がからんだままシャンプーをすると傷みの原因になります。

2 プレシャワー
少しぬるめのお湯で頭皮からしっかりと流します。これで殆どの汚れやホコリは流し落とすことができます。
プレシャワーをしっかりすればシャンプーも少量で泡立ちがよくなります。
一般的に頭皮の皮脂や髪のホコリ程度は40℃前後のシャワーで洗い流せば、落とすことができます。
乾燥する季節や乾燥肌の人は、湯シャンをすることで頭皮を休ませ、頭皮環境を整えることもできます。
ただし詰まった毛穴の皮脂や汚れは洗浄剤を使わないと落とすことはできないので、シャンプーを使用してください。

3 洗う
泡立てたシャンプーを髪につけ、指の腹を使って頭皮を揉み込むようにしてたっぷりと泡立てます。
泡を手のひらでつぶさないように、ボールを掴む感じで指を立てて頭皮をマッサージしながら洗います。
髪のはえぎわ~つむじ~耳の後ろ~後頭部など汗のたまりやすい部分をしっかりと洗いましょう。


4 すすぎ
シャンプーで最も大事なことは“しっかりとすすぐ”ことです。シャンプーが残らないように頭皮から毛先まで丁寧に流しましょう。洗う時間の3倍は時間をかけるくらいしっかりとすすぐのが理想と言われています。


☆シャンプーは毎日するの?
基本的には一日の汚れや油を毎日シャンプーで洗い流すようにしましょう。

乾燥しやすい時期や乾燥肌の人、頭皮に炎症を起こしているときなどは、お湯で髪を流すだけでも殆どの汚れは落とすことはできるので、2~3日おきにシャンプーを使うなど控えめにしましょう。

一日で何度もシャンプーを使って洗うことはおすすめしません。洗い残しになる可能性や、油の取りすぎによる乾燥などトラブルを起こしやすくなります。

同じように朝シャンもあまりおすすめしません。
 
☆スタイリング剤がついている場合!
シャンプーをつける前に、無理に髪をとかさずに髪を揉むようにして流したら、手のひらで泡立てたシャンプーを髪につけ、髪の毛だけを揉むようにしてスタイリング剤を落とし一度すすぎます。
しっかりスタイリング剤を落としてから通常のシャンプーをするようにしましょう。

☆濡れたままにしない
髪は乾かさないでいると、ホコリを吸い寄せ毛穴の詰まりの原因になったり、水分が気化するときに髪や頭皮から必要な水分まで奪っていって、パサつきや乾燥肌の原因にもなってしまいます。